ETF

究極の選択!!投資信託とETFどちらがよい??まずは、投資単位と手数料から考える。

はじめに

 前回は、FIREの手段としてインデックス投資の話をしました。

 インデックス投資の主なやり方として、『一般的な投資信託』に投資するやり方と『ETF』に投資するやり方があります。今回は両者の特徴や使い方について説明したいと思います。

結論

 先に結論ですが、『投資信託』の方が少額から投資可能。また、(ある条件下に限定した話になりますが)手数料は7年以上保有するなら『ETF』が有利です。 

よって、 

・FIREの手段としては長期保有となるので、『ETF』で保有する

・少額、もしくは短期保有の場合は、『投資信託』で保有する

・『投資信託』で保有したものがある程度の額になったら『ETF』への乗り換えを検討する

一般的な投資信託とは

 一般的な投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品のことをいいます。

 その運用成果が、投資額に応じて分配される仕組みです。ETFも広義では投資信託に含まれます。

ETFとは

 一方、ETFとはExchange Traded Fundの略で、日本語では上場投資信託といいます。

 S&P500やNASDAQ100などの株価指数などを指標とし、その値に連動する運用成果を目指して運用される、ナスダックなどの金融商品取引所に上場している投資信託です。

一般的な投資信託とETFの関係

『一般的な投資信託』と『ETF』はどちらも投資信託で、同じ指数への連動を目指すインデックス運用であれば、中身にほとんど違いはありません。

 投資信託が「証券取引所に上場しているか否か」が違いになります。

 この記事では、

  • 非上場の投資信託を『投資信託
  • 上場の投資信託 を『ETF

として説明をしたいと思います。

投資信託とETFの特徴

1.取引方法

 『投資信託』は、1日1回算出されている“基準価額”で購入することになります。

 『ETF』は、株と同じ扱いで、証券取引所が開いている時間に約定したタイミングでの市場価格で購入することになります。

2.投資価格の単位

 一般的に、『投資信託』の方が『ETF』に比べ、少額の単位の投資が可能になります。

 一例を上げると、23/3/5のある時刻での『VTI』(CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動した投資成果を目指すETF)の価格は、26164円でした。よって、投資をするには26164円以上必要ですし、26164円の倍数の額しか投資できません。

 同じインデックスに連動する投資成果を目指した『楽天・全米株式インデックス・ファンド』であれば、100円単位での投資が可能です。

3.手数料

 インデックス投資を対象とした場合の2023年における『投資信託』と『ETF』の手数料のイメージは以下のようになります。

  図1 『投資信託』と『ETF』の手数料のイメージ

 『ETF』は購入や売却時の手数料がかかりますが、継続的な費用が低いので、

  • 短期保有の費用  投資信託 < ETF
  • 長期保有の費用  投資信託 > ETF

となります。

 次に何年で手数料が逆転するのかさきほどと同じ投資対象を使って計算してみました。

計算条件は以下になります。

  • 投資対象 投資信託 『楽天・全米株式インデックス・ファンド』
  •      ETF   『VTI』
  • 為替   135円/ドル
  • 投資額  1万円/10万円/100万円
  • 費用   図2参照
図2 計算に用いた費用

  結果は以下の通りです。

 7年目で手数料が逆転し、7年以上保有した場合、『ETF』の方が『投資信託』より手数料が安くなるという結果になりました。

 下記には投資額1万円の場合を示していますが、10万円および100万円でも同様の結果になりました。

まとめ

 『投資信託』と『ETF』についてまとめた結果、以下の通りの方針で進めようと考えています。

 投資価格の単位と手数料の観点から、

・FIREの手段としては投資対象は長期保有となるので、『ETF』で保有する

・少額、もしくは短期保有の場合は、『投資信託』で保有する

・『投資信託』で保有したものがある程度の額になったら『ETF』への乗り換えを検討する

 次回では、配当金に関しても含めて再度、『投資信託』と『ETF』のどちら選択するのがよいか考えてみたいと思います。

 

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